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患者さんに合った痛みに配慮した矯正治療
「できるだけ痛みが出ないようにしてください」「定期健診でワイヤーを調整した後、痛みが強くてご飯も食べられません」
矯正治療を始めると、多くの患者さんが痛みを訴えます。痛みが生じるのは、歯をワイヤーで強く締めつけるため。強い力を加えて歯を動かそうとするので痛くなるのです。ほとんどの場合、数日間で和らぎますが、人によっては食事に差し支えるほどの強い痛みを感じることもあります。
治療中の痛みは、痛みに配慮した矯正装置を使うことはもちろん、それ以上に、矯正を専門とする歯科医師の技術力が問われます。
当院では、できるだけ痛みを考え、矯正治療を心がけています。たとえばワイヤーを取り付けるときは、歯に無理な力をかけません。そこで使用する矯正装置も患者さんの口腔内の広さや筋肉の緊張度合に併せたものを選びます。使用するワイヤーも痛みに配慮し、「超弾性ワイヤー」というワイヤーを主に使用しますし、ワイヤーをしめるときも、患者さんの痛みの感受性(感じ方)を確認しながら調整していきます。
痛みに対して不安がある方は、心配せずに事前にご相談ください。